書評: 池上彰のお金の学校

書評: 池上彰のお金の学校

ちょっちいい機会なので投資の勉強をしようと思って、経済の基礎と金利に学びたくてこの本を取ってみた。Kindle アプリからは 2.5 時間で読めるって言われたけど、周辺知識を調べたりしてたら 7 時間くらいかかったけどさw

  • タイトル: 池上彰のお金の学校
  • 著者: 池上 彰
  • 総評: 65 点
  • 読書開始: 2019/07/24
  • 読書終了: 2019/07/27
  • リンク: https://amzn.to/2YuAmK2

TL; DR.

投資初心者本を探す続きで、そもそも金利ってどういう仕組みやねんってのと、国債ってどういう仕組みやねんってのを調べてたんやけど、どうも体系的に理解できなかったので、池上彰先生のお力をお借りすることにした。

マジでどうでもいいけど、Alexa x hue の設定のリセットの方法がわからなくってそれに時間がかかって読了までに時間がかかってしまったw

タイトル通り"お金"についての本なので、経済と金利について書いてるページ数辞退は少なくてどうでもいい内容(格安航空券とかグルーポンとか)も一部含んでたけど、"投資", "税金", "銀行"のセクションは社会の授業みたいでわかりやすいだけでなくてとてもおもしろかったです。

よかったところ

シュッと読めて基礎がわかる

かなりサラサラ読めるので、気軽に読めた。逆に投資、経済の基礎知識がある人は読まなくていいと思うです。特定の項目についてぐっと深堀りするって感じの本ではないですが、

  • 二限目: 銀行
  • 三限目: 投資
  • 四限目: 保険

の内容は言葉は知ってるけど、仕組みはよくわかってないw みたいなのがかなりクリアになった気がします。

二限目: 銀行

銀行がどうやって利益を出してるかがわかる。また金利がどうやって上がったり下がったりするのかっていう考え方のベースがわかる。この章のおかげで、僕は経済ニュースでも見るかーって気になりましたw

三限目: 投資

個人で投資をするときに、自分の仕事に就いてる業界に投資しろってのは割と定説かなって思ってたけど、実際個人で投資をするときは、業界知識を身につけていく意味でもまわりの会社とかそういう状況に詳しくなっておくのはいい気がした。自分のいた業界ではまわりの人エンジニア、営業に関わらず一定数詳しい人多かったので、投資してない人は損してるんじゃない??って感じ。

逆説的に考えると自分が興味ある業界で仕事見つけられれば、業界について詳しくなることが、仕事にも投資にも活かせてよさげやなって感じた。

四限目: 保険

積立保険の無駄について書いてある。(あ、無駄って思ったのはワイの感想です)

結局積立も掛け捨てと積立に別れてるだけなので、冷静になれよって言われてる気がしましたwこの章ではそもそもの保険のベースの考え方、仕組みってのはどうなってるかってところから始まり、年金とはつまり国民全員でのリスク分散っていうところまで話が広がっていって、ベースの考え方を理解できるのはよかった。今後の保険選定の参考にしたい。

よくなかったところ(というかワイとしては別によくないことではなかったけど。ので一部の人にとってはよくないかもしれないところ)

ワイの前提としてはこの本には基本的な考え方を理解させてほしいっていう前提だったので全然気にならなかったですが、例えば

  • 池上彰さんオススメの保険
  • 池上彰さんオススメの投資方法
  • こういうサイトを普段から見とけ

みたいな具体的な運用方法については書かれていないので、方法論を学ぶ本ではない。また特定のコンテンツ(例えばインデックスファンドについてめっちゃ掘り下げたい)について詳しく書かれているわけではないのでそういう人にはオヌヌメできないです。

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